滑膜および関節液中のエスフルルビプロフェン濃度(変形性膝関節症患者)
ロコアテープ群はフルルビプロフェンパップ群よりも高濃度にエスフルルビプロフェンが滑膜・関節液へ移行しました。
承認時評価資料(変形性膝関節症患者を対象とした組織移行性試験)
組織移行性試験
対象
人工膝関節置換術を予定している変形性膝関節症患者20例
方法
ロコアテープ20mgまたはフルルビプロフェンパップ40mgを人工膝関節置換術前に無作為非盲検下で、12時間単回貼付した。
6.用法及び用量
1日1回、患部に貼付する。同時に2枚を超えて貼付しないこと。
7.用法及び用量に関連する注意
本剤2枚貼付時の全身曝露量がフルルビプロフェン経口剤の通常用量投与時と同程度に達することから、1日貼付枚数は2枚を超えないこと。本剤投与時は他の全身作用を期待する消炎鎮痛剤との併用は可能な限り避けることとし、やむを得ず併用する場合には、必要最小限の使用にとどめ、患者の状態に十分注意すること。
本剤は1枚中エスフルルビプロフェン40mg、日局ハッカ油36.2mgを含有するテープ剤である。