「多剤耐性菌の現状と理解のために」剤耐性アシネトバクター、NDM-1産生菌、KPC産生菌を中心に

舘田一博 先生からのメッセージ

近年、世界各地で多剤耐性菌の出現や増加が報告されています。
わが国でも2010年には、複数の施設における多剤耐性アシネトバクターの院内感染事例が報じられ、社会に不安をもたらしました。
ここでは、多剤耐性菌の中でも注目される多剤耐性アシネトバクター、NDM-1産生菌、KPC産生菌を取り上げ、国内外における感染症の発生状況、それぞれの耐性菌の特徴、感染症の治療法、予防策をわかりやすく説明しています。
感染症がご専門ではない先生や医療従事者の方々にも広くご覧いただき、多剤耐性菌に対する理解を深めていただくとともに、患者さんや一般の方々への情報提供などにお役立ていただければ幸いです。

舘田一博 先生
東邦大学医学部微生物・
感染症学講座

このページのトップに戻る