ロコアテープは、エスフルルビプロフェンとハッカ油を有効成分とする
経皮吸収型の非ステロイド性鎮痛消炎剤です。
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エスフルルビプロフェンは、COX活性を阻害することにより、消炎・鎮痛作用を発揮します。
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フルルビプロフェンパップに比べて、高い組織移行性を示します。
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第Ⅲ相臨床試験(検証試験)において、1日1回貼付で、変形性膝関節症における起立時の膝の痛みに優れた鎮痛作用が検証されました。
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52週間にわたる長期投与試験において、変形性関節症に対する安全性と有効性が検討されました。
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副作用
重大な副作用として、ショック、アナフィラキシー、急性腎障害、ネフローゼ症候群、胃腸出血、再生不良性貧血、喘息発作の誘発(アスピリン喘息)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)があらわれることがあります。フルルビプロフェン アキセチルにおいて意識障害、意識喪失を伴う痙攣(0.1%未満)があらわれるとの報告があります。
主な副作用は、適用部位皮膚炎、適用部位紅斑、適用部位湿疹でした。(承認時)
詳細は電子添文の副作用の項および臨床成績の項の安全性の結果をご参照ください。
6.用法及び用量
1日1回、患部に貼付する。同時に2枚を超えて貼付しないこと。
7.用法及び用量に関連する注意
本剤2枚貼付時の全身曝露量がフルルビプロフェン経口剤の通常用量投与時と同程度に達することから、1日貼付枚数は2枚を超えないこと。本剤投与時は他の全身作用を期待する消炎鎮痛剤との併用は可能な限り避けることとし、やむを得ず併用する場合には、必要最小限の使用にとどめ、患者の状態に十分注意すること。
8. 重要な基本的注意(抜粋)
8.4 本剤の貼付により皮膚症状が発現した場合には、本剤を休薬又は本剤の使用を中止するなど、症状に応じて適切な処置を行うこと。
本剤は1枚中エスフルルビプロフェン40mg、日局ハッカ油36.2mgを含有するテープ剤である。